
悩むペン銀
クライアントに頼み事をするとき断られることが多く困っている。
友人に頼み事をしても、自分の思うように動いてくれない。
他者を思い通りに動かす何かいい方法はないのだろうか。
本記事ではこのような悩み・疑問に答えていく内容です。
こちらの記事の続編ですのでまだ読まれてない方はどうぞ。
それでは見ていきましょう!
人間を動かす心理手法
世の中のほとんどが人間関係でできています。
仕事関係、友人関係、恋愛関係など多くの人間が避けては通れない事でしょう。
相手の意思を事前に理解し、自分が思う様に動かす事が出来たのならばどんなに楽だろう。なんどもこう思ったのではないでしょうか?
前回の記事では「頼み事を承諾させる答えはマーケティングにある」
といった内容の話をしました。
本記事ではさらに人間の思考に影響を与え、
他人に自らの頼み事を承認させる心理的手法を3つ紹介していきます。
#1 本当の締め切りを設ける

本当の締め切りを自分で決めて、相手に伝える事。
ここで重要なのは“本当”というワードです。
セールスマンならば商品を手に取るカスタマーにこう言うでしょう
しかもこの商品の在庫がいつまで保つのかわかりませんからね。
実を言うと入荷予定も決まっていないんです。”
これはもちろんビジネスセーリングの常套手段です。
そこにはクライアントも居ませんし、緊急的な案件でもありません。
セールスマンは必死であり、嘘をつくことも厭わず
顧客からの信頼を得るためではなく、ただ商品を売るために話をしています。
ここで注目して欲しいのは
何もこれはセールスマンだけの常套句ではないと言う事です。
これまで他人がどれほどの回数、貴方に向かって
完全にでっち上げた締め切り日を守るように言ってきたでしょうか?
学校の先生や仕事の上司、家族までもが
この手法を使ってきたのではありませんか?
そして、よくよく考えてみると貴方自身も例外ではないのでは?
こういった手法はやらない方が良いでしょう。
大きな効果がないだけではなく、必要ですらありません。
本物の緊急性はもっと簡単に作る事が出来ます。
ちょっとした少しの思考で
実現したい貴方のマーケティングに組み込む事が可能です。
例えば
貴方の収益が増えるだけでなく、他のブロガーがこの手法を取り入れ改善しお金を稼ぐ事で、良い循環が生まれるキッカケとなるでしょう。
何人かの読者が居なくなる?パートナーから取りやめを告げられる?
カスタマーから忙しい事を理由に断られる?
確かにありえます。
しかし他者に貴方のタイムラインを決めさせず
貴方自身が他者の時間と意識をコントロールする事がマーケティングを成功に導く方法になり得ます。
主導権は常に手中に収めること。この事が大切です。
#2 欲する利益の10倍を与える

他者から何かを得るには、自分が何か価値を提供しなければなりません。
これは周知の通りだと思います。マーケティングやセールスの基本ですね。
しかし、ここで大切な事は自分が「どれほどの量」提供するのかと言う事です。
多くのマーケターは1:1の割合であると間違いを犯します。
こういったマーケターの考えは大凡以下の様でしょう。
しかし残念ながらこれは間違えています。
問題は行動ではなく、その比率が間違えているんです。
優れたマーケターは10:1の比率でこれを行います。
これらの事は相手に施しを受けたから、対価を提供する。といった安易な考え方ではありません。
これは寛大な精神により思考に影響を及ぼす手段であり
貴方が頼み事をしたい相手に嫌だと言わせない戦略です。
何か頼み事をする時、このことを頭に入れておいてください。
確かに、その労働は大変なものになるでしょう。
しかしそれが人間の心理・思考に影響を及ぼし、頼み事について承諾を受け取る本物の対価となります。
#3 己を忘れ大事を成す

己を忘れ大事を成す
つまり自分より大きい何かの為に行動する事の大切さを説く言葉です。
このことは相手の思考に影響を与え大きく行動を変えるきっかけになり得ます。
少し例を紹介しますね
街角に2人のホームレスが座り込んでいる事を想像してください。
2人の男の内1人の男はよく見かけるサインを手にしています。そこにはこう書かれていました。
“500円のお金を恵んでください。神様の恩恵があります様に。”
一方でもう1人の男はあまり見かけないサインを持って居ます。
“私は家族にろくなものを食べさせられて居ません。それがどうしようもなく辛いのです。
どうかお金を恵んでくたさい。500円でいいのです。そうすれば子供達に食事を与えられない哀れな父親である事をやめる事ができます。”
この状況で、どちらの男を助けたいと思うでしょうか?
実際にこの2つのサインを見た時を想像して
2番目の男を助けたいと感じたのではないですか?
きっと、彼がサインに掲げている少額のお金だけでなく、
彼を日用雑貨品を取り扱うスーパに連れて行き
1,2万円分の日用雑貨品と食料を買ってあげたいと思うでしょう。
とても簡単な例ですが
これこそ自分より大きな物の為に行動する事の力です。
人間は己より大きな大事の為に行動する人間に惹きつけられます。
彼が自分自身のためではなく、
彼が守らなくてはならない家族のために物乞いをしているから助けたいと思うでしょう。
この他者の思考に影響を与える方法は
全ての物事に当てはまります。
ムーブメントを作り出し、擦り切れるほど情熱と共に働き、貴方のクライアントの生活・人生を変えてしまう様なビジネスをする事
人間はこれらの様な事に関心があり、話がしたいと思っています。
人間は己を忘れ、大事のために行動を起こす人間に対し、手助けをする事で
心が満たされる生き物という事です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本記事では人間の思考に影響を与え、
最終的にその行動を変えさせる方法について紹介していきました。
人間の行動心理を深く学ぶと
日常的に目にする様々な物事を多角的観点から観察できる様になります。
今回は以上にします。
ではでは
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